鉄道ネタ

【SOS】電車でSOSボタンが扱われるとこうなる!

暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

ひすまる
ひすまる
こんにちは、ひすまるです。

体調にはくれぐれもご注意を…

こんな時期は電車内でも体調不良の方が多かったりします。

そんな時に扱われる車内SOSボタン

「車内の非常ボタンが扱われたため停車しています」というアナウンスを聞いたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際に扱われるとどうなるかなんて意外と知られていないのでは?と思い今日のネタにさせていただこうかと思った次第であります。それと同時に非常事態には迷わずに押してもらいたいとの気持ちも込めてます。


車内非常通報装置

名称は車内非常通報装置といいます。わかりやすく、車内非常ボタンSOSボタンなどと案内されていますね。基本的に編成の全車両に装備されています。

さまざまな車内でのトラブル(火災・事件・急病人etc…)が発生した際に、我々乗務員に対して異常を知らせてくれる重要な装置です。

最近の電車では、SOSボタンが扱われると乗務員室でブザーが鳴動、モニター画面に当該の号車も表示されます。さらに、インターホンのように乗務員と通話ができるタイプのものが設置されているため、押されたその場で迅速に事態の把握ができます。

(※以下、本文中ではSOSボタンで表現を統一します。)

SOSボタンのイメージ(出典:いらすとや

 

押すと電車が停まる?

※実際に私が乗務する場合の取扱ルールに基づき書いています。

駅に停車中

駅に停車中の場合は、発車することなくまず状況の確認をします。内容を把握して運転指令に状況の連絡、対応は駅員にお任せするパターンがほとんどです。

ちなみに、SOSボタンが扱われた号車は外からも分かるようになっており、電車側面のランプがオレンジに点灯しているのが当該の号車です。

駅間走行中

原則として停車することとなっています。ただし、トンネル内と橋りょう上を避けた上で地形等を考慮した箇所に停車します。

これは、万が一火災が発生した(=最悪の事態)と想定した場合、トンネル内では停まったほうが危険であること、橋りょう上では避難誘導が困難という理由から決められています。

(なので地下鉄の場合は必ず最寄り駅までは行くものと思われます)

私の10年弱の乗務員のキャリアでもSOSボタンを扱われた経験は4~5回程度しかないのですが、内容はすべて急病人でした

基本は車掌がインターホンで対応し、運転士は通話の内容が聞けるので内容を把握し、余裕があれば運転指令に連絡を入れます。急病人の場合だと、次の駅へ運転指令を通して連絡を入れてもらい、救護の手配を準備してもらうのがだいたいのパターンです。

実際にはトラブルの内容や状況に応じてある程度臨機応変に対応をするのが実情です。

まとめ

SOSボタンを押すと…

・インターホン付きの装置の場合乗務員が出ます

・走行中は基本的にすぐに停車します

・実際は状況に応じて臨機応変に対応せざるを得ない

多くの人が乗り合わせる電車内では、急病をはじめ様々なトラブルが起きることは当然ありえます。もし、緊急に乗務員に知らせる必要がある場合はためらわずにSOSボタンを使用してほしいと思います。

「果たして電車を停めるほどのことなのか」「騒ぎとかになってほしくない」そんなことを気にして使用をためらってしまうと、車内の安全上かえってマイナスになります。

前述の通り、インターホン付きのSOSボタンが普及してきているため、事態の把握はすぐにできますので、何度も言うようですが緊急時にはためらわずに使用してくださいね。

なお、いたずらなどで使用すると法律で罰せられる可能性がありますので、絶対にいたずらで押してみたりしないでね

それでは今回はここまでです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

ひすまる
ひすまる
皆様、今日もご安全に!

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ABOUT ME
ひすまる@運転士
HN:ひすまる@運転士 年齢:1987年早生まれ30代 出身:東北地方(大学卒業まで) 家族:妻と子供2人 仕事:電車運転士 Twitter:@Hys22978629